(ニューヨーク中央社)卓球の国際大会、WTTフィーダー・ウエストチェスターは15日、米ニューヨーク州ウエストチェスターで男子シングルス決勝が行われ、台湾の荘智淵(41)が優勝した。世界ランク33位でドイツのベネディクト・デューダ(28)をゲームカウント4―3で下した。
世界ランク25位の荘。国際大会の同種目で頂点に立つのは2016年のハンガリーオープン以来となる。
試合は序盤からデューダにリードを許す展開が続き、第1と第2ゲームを3―11、8―11で奪われた。だが第3ゲームを11―9で勝ち取ると、続く第4、第5ゲームも11―6、12―10で連取。第6ゲームは8―11で落とすも、勝負を決める最終ゲームを11―7で奪い、約1時間に及ぶ熱戦を制した。
荘は今大会、陳思宇と組んだ混合ダブルスでも1位に輝いた。