台鋼グループが新球団設立へ 高雄に本拠地、南部の野球活性化目指す/台湾

2022/03/03 16:07
握手を交わすCPBLの蔡会長(左)と台鋼グループの謝会長
握手を交わすCPBLの蔡会長(左)と台鋼グループの謝会長

(台北中央社)台湾鋼鉄(台鋼)グループが台湾プロ野球(中華職業棒球大聯盟=CPBL)に参入する。同グループの謝裕民(しゃゆうみん)会長らは2日、台北市内のCPBL事務所で加盟の意向を示す書類に署名した。本拠地は南部・高雄市の澄清湖野球場に構える方針で、南部の野球産業の活性化を図りたい考え。

「南部のスポーツ産業を盛り上げるにはより多くの人の力が必要」と語る謝会長。同グループは南部を拠点とし、台南市を本拠地とする社会人サッカーチームとプロバスケットボールチームも手掛ける。

新球団名は「台鋼雄鷹隊」。球団を迎える高雄市の陳其邁(ちんきまい)市長は非常に歓迎しており、隣接する屏東県の潘孟安(はんもうあん)県長も同県での試合開催を望んでいるという。CPBLの蔡其昌(さいきしょう)会長は、球団について「将来的に高雄と屏東を基盤としていく」と説明した。

南部の球団は台南に統一ライオンズがあるのみ。澄清湖野球場は楽天モンキーズがLa Newベアーズ時代に本拠地としていたが、経営状態が芳しくなく、2011年に北部・桃園市に移転した。これについて球団の董事長を務める王炯棻(おうけいふん)氏は、澄清湖には発展のポテンシャルがあると指摘。陳市長は周辺にメトロ(MRT)を敷設する方針を示しており、市はアクセス向上の他、球場の環境整備も進めるとしている。

同グループは新球団設立のため、10億台湾元(約40億円)を調達。35日以内に企画案を提出する見通しで、ゼネラルマネジャーや監督なども決める。

蔡会長は同グループのリーグ加盟を歓迎。6球団目の発足に向け最大限のサポートをするとした。5月に常務理事会が開かれ、審査に通過すれば、新球団誕生となる。

(楊啓芳/編集:楊千慧)

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