(台北中央社)インドで20日に開幕するサッカーの女子アジア・カップに臨む台湾女子代表。日本でのプレー経験がある選手が合流し、越後和男監督は18日、チーム全体の士気が大きく高まったと話した。試合に向けて準備を整えていくという。
越後監督は2019年に就任。台湾女子代表を14年ぶりのアジア杯出場へと導いた。同大会は2023年ワールドカップ(W杯)予選を兼ねており、W杯出場への期待も集まっている。代表チームは12日にインドへ出発し、18日、リモート会見を開いた。
日本から招集されたのは、ゴールキーパーの程思瑜と蔡明容。程はジェフユナイテッド市原・千葉レディース所属。蔡は先月までFCふじざくら山梨に在籍していた。越後監督は2人が日本での経験を他のメンバーに伝えることで、チーム全体のパフォーマンスが上がることに期待を示した。
キャプテンを務める丁旗は、チーム全体の雰囲気は非常に良いとコメント。休憩時にも改善点を互いに指摘し合っているという。
台湾代表は20日夜、初戦で中国と戦う。