(台北中央社)中国・成都で開催中の国際総合大会「ワールドゲームズ」は16日、ローラースポーツ(インライン・フリースタイル)の女子スピードスラローム決勝が行われ、台湾の劉巧兮が2―0で中国の選手を下し優勝した。台湾勢にとって2個目の金メダルとなった。
劉は小学3年生からローラースポーツを始めた。中学生ながらナショナルチームに選ばれるなど、「天才少女」の名に恥じることなく、早くもその潜在能力の高さを見せている。大人になってからも優れた成績を保ち、2年前の杭州アジア大会では、19歳の若さで同種目で金メダルに輝いていた。
今大会でも予選を1位で通過。チームメートやイラン、中国の選手を次々と打ち負かし、大会初出場で金メダルを獲得した。
同大会における台湾勢のメダル獲得数は16日午後3時50分現在、金2、銀4、銅4の計10個。