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「我が家の事」、ニューヨーク・アジアン映画祭で長編作品賞 台湾映画として初

2025/07/30 17:34
台湾映画「我が家の事」のパン・カーイン監督=6月24日、台北市(台北映画祭提供)
台湾映画「我が家の事」のパン・カーイン監督=6月24日、台北市(台北映画祭提供)

(台北中央社)台湾映画「我が家の事」(我家的事)が27日、米ニューヨークで開催された「第24回ニューヨーク・アジアン映画祭」で、長編劇映画を対象にした「アンケージド賞」を受賞した。台湾映画が同賞に選ばれるのは初めて。授賞式でトロフィーを受け取った同作のパン・カーイン(潘客印)監督は「この賞をもらえるとは思ってもみなかった。とてもうれしい」と喜びを語った。

台湾の家族の悲喜こもごもを描いた作品。カオ・イーリン(高伊玲)、ラン・ウェイホア(藍葦華)、ツェン・ジンホア(曽敬驊)、ホアン・ペイチー(黄珮琪)が家族を演じた。パン監督にとっては長編初監督作品となった。

アンケージド賞は先見性のある映像作家をたたえる賞で、今年は8作品がノミネートされた。

パン監督は受賞スピーチで「自分は実は臆病な人間。映画を撮ることは自分の人生で最も勇敢なことだった」と振り返り、「アンケージド」という賞の名称のように、ケージから抜け出して映画の世界に飛び込んだと言及。「多くの収穫があった。自分の勇気に感謝したい」と語った。

同映画祭は11日から27日まで開催。「我が家の事」は台湾で9月12日に公開される。

(洪素津/編集:名切千絵)

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