(台北中央社)南部・台南市で開催中の野球のU12(12歳以下)ワールドカップ(W杯)は29日、オープニングラウンド5日目が行われ、台湾はメキシコに6―5でサヨナラ勝ちを決めた。1勝1敗の成績を持ち越して31日から行われるスーパーラウンドに進出することとなった。
オープニングラウンドA組には6チームが参加。すでに台湾と日本、メキシコの突破が決まっていたものの、この日は成績がスーパーラウンドに持ち越される重要な試合だった。
台湾は一回表に2点、二回表に3点を失い、一時は5点差に。だが二回裏に5点を奪い返して追いついた。その後はメキシコに追加点を与えず、最終六回裏に突入。2死満塁から押し出し四球で決勝点をもぎ取った。
スーパーラウンドにはA、B両組のそれぞれ上位3チームが出場する。持ち越しの成績は韓国が2勝0敗でリードし、台湾、日本、メキシコ、米国はいずれも1勝1敗。ドミニカ共和国は0勝2敗となっている。