(パリ中央社)パリ・パラリンピックは現地時間28日、開会式が行われ、台湾選手団は150番目に入場した。中継を担当したフランスのテレビ局「フランス2」の司会者は台湾選手団の入場時、「彼らの旗はチャイニーズタイペイですが、つまり台湾です」と紹介した。
パラリンピックには台湾から選手13人、コーチ12人が参加。卓球、バドミントン、テコンドー、アーチェリー、陸上、パワーリフティング、柔道の7競技に出場する。
開会式では、女子やり投げの劉雅婷と、台湾選手団最年少で卓球男子の陳柏諺が旗手を務めた。台湾選手団が入場すると、会場では大きな歓声が上がった。
フランス2の司会者はその他の選手団よりもやや多くの時間を割いて台湾について紹介した。チャイニーズタイペイが台湾であることを説明した上で、「スポーツイベントに参加する際には『チャイニーズタイペイ』と呼ばれます。先日の五輪と今のパラリンピックのように」と解説した。