(台北中央社)俳優のディーン・フジオカは18日、台北市内で、台湾ドラマ「次の被害者」(誰是被害者)シーズン2の記者会見に出席した。同作で検察官を演じるに当たり、大量の専門用語を含んだ中国語のせりふに挑んだディーン。「最初は日本から来た検察官の役だと思っていた」と明かし、「脚本を見たら全部中国語で驚いた」と笑った。
約11年ぶりの台湾ドラマ復帰となったディーン。台湾での撮影環境が以前と比べて人に優しいものになっているのを感じ、スタッフから素晴らしい気遣いを受けたと紹介。「台湾で仕事ができるのは人生の中で重要な部分で、台湾は特別な場所」と話した。
「次の~」は台湾の犯罪捜査の現場を舞台にしたサスペンス作品。シーズン1は2020年に動画配信サービス、ネットフリックス(Netflix)で全世界で配信開始され、話題を呼んだ。シーズン2では前作で主要キャストを務めたジョセフ・チャン(張孝全、チャン・シャオチュアン)やアン・シュー(許瑋甯)、ムーン・リー(李沐)が続投する他、新たにディーンや、11年ぶりに俳優復帰するターシー・スー(蘇慧倫)、香港の俳優、テレンス・ラウ (劉俊謙、ラウ・チュンヒム)が加わった。ネットフリックスが続編の制作を決めた初の中国語ドラマとなる。
シーズン2はネットフリックスで21日に独占配信が開始される。