(台北中央社)台湾プロ野球は4日、台北ドームで台鋼ホークス対中信ブラザーズ戦を行い、台鋼の王柏融外野手が台湾球界復帰後初めてとなる2点本塁打を放った。今季1軍に加入したチームにとっても初の本塁打となった。また元BCリーグ埼玉の小野寺賢人投手が初先発。4回1/3を投げ被安打8、5失点で1敗目を喫した。
本塁打は2点を追う五回、中信の徐基麟投手から一時3−3の同点に追いつく一発だった。王は試合後「ちょうど好きな球で、リズムをつかんだので思い切り振ったら、いい結果になった」と振り返り、チームの1軍初ホームランとなったことについては「運が良かった」と話した。
オープン戦では25打数3安打だったが、前日の開幕戦では決勝打を放ち、この日は本塁打を含む3安打。王は「これまでの不調は、いろんなことを考え過ぎて、少し守りに入っていた」と話し、実戦の中でゆっくり調整していくと述べた。
試合は5-3で中信が勝利した。