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台湾・新北に三井アウトレットの新館が開業 全館で年間約600億円の売り上げ目指す

2024/11/14 18:56
テープカットをする台湾三井不動産の関係者ら。前列右から2人目は日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)
テープカットをする台湾三井不動産の関係者ら。前列右から2人目は日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)

(台北中央社)先月23日にプレオープンした北部・新北市林口区の商業施設「三井アウトレットパーク台湾林口Ⅱ館」が14日、正式開業した。台湾三井不動産の子会社で同施設を運営する三新二奧特萊斯の村原良祐総経理(社長)は、2016年にオープンした「Ⅰ館」と合わせて25年は125億台湾元(約600億円)の売上目標を達成したいとの考えを示した。

「Ⅱ館」にはアウトレット店と通常店が約半数ずつ入居。店舗数は約100店舗で、「Ⅰ館」と合わせて約300店舗となる。

村原氏は、林口地区の人口増加に対応するためにカジュアル衣料品店のユニクロやジーユー、生活雑貨店の無印良品、ベビー・幼児用品店のアカチャンホンポなどの大型生活用品店を出店させたと紹介。今後はアウトレット店を増やしていく他、飲食エリアを拡張して日系の飲食店を展開していくと話した。

三井不動産グループは台湾で商業施設を複数展開しており、「Ⅰ館」は最初に開業した施設。現在は中部・台中市と南部・台南市でアウトレットパークを、台中市でショッピングセンター「ららぽーと」を営業しているほか、ららぽーとは台北市と南部・高雄市でも建設が進んでいる。

(高華謙/編集:田中宏樹)

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