(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄)は19日、旧正月(春節)を前に支給する年末ボーナスについて、1.8カ月分になると発表した。同社は昨年、新型コロナウイルスの影響で前年に比べ約2割の減収となり、ボーナス支給額は創業以来初めて2カ月分を下回った。
同社は新型コロナの国内感染拡大を受け、利用者が減少。感染状況は落ち着いたものの、今後も変異株の影響を受ける恐れがあり、運営には不確実性が残ると説明した。
航空業界では、エバー(長栄)航空がすでに1.5カ月分のボーナスを支給することを発表。一方、貨物が好調だったチャイナエアライン(中華航空)は、6カ月分支給すると明らかにしている。