(東京中央社)墨絵を主体に作家が個性を発揮した作品を展示する国際公募展「美は国境を越えて 2025」が23日、東京・六本木の国立新美術館で始まった。今年は台湾の作品が初めて出展され、開幕式に出席した台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の李逸洋(りいつよう)代表(大使に相当)は、同様の展覧会を通じ、世界の人々に台湾芸術の発展とイノベーション精神をより深く知ってもらいたいと語った。
2月2日までの開催。同代表処台湾文化センターによると、今年は台湾からの53点を含む世界31カ国・地域から600点余りの作品が出展されたという。
李代表は、在日華僑らの尽力で台湾作品の出展が実現したことや、台湾文化センターの協力に感謝を示した。またアートは国や地域を超えた言葉で、台湾は文化や芸術の国際交流に力を入れていると述べ、引き続き各国との交流が行われることに期待を寄せた。