(新竹中央社)兵庫県立千種高校の2年生の生徒ら44人が12日、北部・新竹県の義民高校を訪問し、姉妹校協定を締結した他、文化交流を行った。千種高の生徒らは、新竹に多く暮らす客家の人々に伝わる飲み物「擂茶」を作るなどし、台湾の多様な文化に触れた。
千種高の生徒らは、修学旅行で10日から13日まで訪台。義民高の関係者によると、この日はダンスや楽器演奏などで歓迎した。また台湾の祭りや客家文化を感じてもらえるように工夫したという。
千種高の女子生徒は、台湾の人々の温かさを実感したと語った。また千種高の菊川泰校長は、姉妹校協定を通じて、交流をさらに深めて学校の新たな特色とし、生徒に国際感覚を養ってもらいたいと期待を寄せた。
義民高の洪さんは、日本の高校生を歓迎するために同級生と一緒に準備をしたと話し、千種高側がお返しとして中国語の歌を披露したことに感動したと語った。