(台北中央社)英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が12日に発表した世界各国の大学を持続可能な開発目標(SDGs)への貢献度などで評価する「THEインパクトランキング」で、台湾の大学51校がランクインした。このうち成功大学(南部・台南市)が25位で、台湾の大学で最も高い評価を得た。
100位以内には成功大に加え、陽明交通大(50位、北部・新竹市)、台湾大(55位、台北市)、東海大(100位、中部・台中市)の4校が、101~200位には屏東科技大(南部・屏東県)、雲林科技大(中部・雲林県)、台北医学大(台北市)の3校がランクインした。
成功大は、SDGsが掲げる17の国際目標のうち、イノベーションや生産・消費、保健などで特に高い評価を得た。
同ランキングは今回で6回目の発表。今回は125カ国・地域の2152校が評価の対象となった。1位は3年連続でウエスタンシドニー大(オーストラリア)。アジア最高位は延世大(韓国)で11位、日本では北海道大が最も高く72位だった。
(編集:田中宏樹)