(高雄中央社)南部・高雄市政府文化局は27日、東京都世田谷区と文化交流に関する覚書に再調印した。同局は、芸術や文化、スポーツの分野でのさらなる交流や協力に期待を示した。
同局によれば、2016年に世田谷区議会議員らが文化交流のパートナーを求めて訪台したのをきっかけに、19年に覚書を締結。王文翠局長によると、同年7月にはせたがやジュニアオーケストラと高雄市交響楽団付設青少年交響楽団がコラボレーションしたコンサートが高雄で行われたという。
王氏は、過去2年間は新型コロナウイルスの影響で実質的な交流ができなかったとしながらも、友情と対話が途切れることはなかったと指摘。音楽から出発し、文化や美術、観光、スポーツなどの分野まで、さらに多元的で深い交流を都市にもたらすことを期待すると語った。