(台北中央社)行政院(内閣)農業委員会は24日、2~3月の干ばつによる全国の累計農業被害額について、同日午後5時までに2億3784万台湾元(約10億2500万円)になったと発表した。最も被害が出たのは茶葉で、被害額は1億5175万元(約6億5400万円)余りだとしている。
同委の統計によると、全国で被害を受けた農地面積は3437ヘクタールで、うち1107ヘクタールで収穫がない計算になるという。
茶葉以外に被害額が大きかったのは、タケノコの6755万6千元(約2億9100万円)、ウメの1028万7千元(約4400万円)、アイギョクシ(愛玉子)とコーヒーなどの305万5千元(約1318万円)、モモの153万3千万元(約660万円)などの順。
県市別では中部・南投県の被害額が最も大きく7362万元(約3億1700万円)となり、同・雲林県の7287万元(約3億1400万円)、南部・嘉義県の7133万元(約3億700万円)、同・高雄市の1885万元(約8100万円)などと続いた。