(台北中央社)台湾師範大学(前身:台北高等学校)は25日に開かれた「体育表演会」で台湾原住民(先住民)の踊りと日本舞踊を融合した「台高踊り」を披露し、同校の創立100周年を祝った。
台高踊りはタイヤル族の集会に参加した台北高等学校の教員が、躍動感溢れる同族の歌や踊りに感銘を受け、編み出した「高砂踊り」にルーツを持つという。後に日本舞踊の振り付けを取り入れた「台高踊り」が誕生し毎年の記念祭運動会に継承され同校の名物となった。
この日、東西の服装を身にまとい、いろいろな扮装をした学生たちが、自由奔放に踊りを披露し100年前の開校時に思いをはせた。
「体育表演会」は同大にとって年に一度のビッグイベントだが、新型コロナウイルスの影響で2年連続で中止となっていた。26日夜にも行われた。