(台北中央社)台北市にある高校、稲江高級護理家事職業学校は13日までに、東京栄養食糧専門学校などを運営する学校法人食糧学院(東京都)と協力し、日本にいる講師とオンラインでつないだ調理実習を実施した。生徒は台湾にいながら、本場の筑前煮やわらび餅などの作り方を学んだ。
同校では新型コロナウイルスの影響により約2年にわたって外国との相互訪問交流が中断しているため、日本の学校などとインターネットを使った交流を進めている。
今回の調理実習で生徒らは、同校の日本語教師による通訳を通し、日本にいる講師から指導を受けた。実習に参加した何品潔さんは、食材の美しさと味を表現する技術に感動したと感想を話した。
同校の王思嵐主任は、オンラインでもコミュニケーションに問題はなかったとし、生徒は外国の講師の調理技術を学んだほか、視野を広げることができたと成果を語った。
(編集:齊藤啓介)