(台北中央社)中国の軍用機延べ16機が4日午前、台湾海峡の中間線やその延長線を越え台湾の北、中、南西の空域に進入したことが分かった。
国防部(国防省)が同日午前10時40分(日本時間同11時40分)に発表した報道資料によると、午前8時20分(同9時20分)から中国軍の「殲16」戦闘爆撃機や無人機を含む延べ23機が出動し、うち延べ16機が台湾海峡の暗黙のライン「中間線」を越えたりして台湾周辺で海空合同の戦備警戒パトロールを行ったという。
また、4日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ19機、艦艇延べ8隻、海警局の船延べ4隻が台湾海峡周辺で活動しているのも確認した。