(台北中央社)国防部(国防省)は19日、台湾周辺で同日午前、中国の軍用機の活動を相次いで確認したと発表した。このうち延べ13機が台湾海峡の暗黙のライン「中間線」やその延長線上を越えて台湾の北部や中部、南西の防空識別圏に進入し、軍艦と共に海空の統合訓練や戦備警戒パトロールを実施したとしている。
報道資料で明らかにした。同部によれば、同日午前に確認した中国の軍用機は「殲10」戦闘機、「殲16」戦闘機、「スホイ30」戦闘機、無人機など。
同部は、国軍が統合監視手段を用いて動向を厳密に把握するとともに、待機させていた軍用機、軍艦を派遣し、沿岸防衛巡航ミサイルで適切に対処したと強調した。