ペロシ氏訪台/台湾の国会議員ら、ペロシ氏の訪台を歓迎 中国には自制呼び掛け

2022/08/02 18:42
台湾の国会議員ら、ペロシ氏の訪台を歓迎 中国には自制呼び掛け
台湾の国会議員ら、ペロシ氏の訪台を歓迎 中国には自制呼び掛け

(台北中央社)米国のペロシ下院議長が2日夜にも訪台する可能性が取り沙汰されている。与野党の立法委員(国会議員)らは歓迎を表明する一方、台湾への威嚇を強める中国に対して自制を呼び掛けている。

与党、民進党の王定宇委員は2日、ペロシ氏が訪台すれば、台米関係が継続して深まっており、中国の対台湾政策が失敗したことを示すと指摘。米国との結び付きが中国の強い圧力に対抗できることを意味すると語った。

中国が軍事演習を行い、対抗姿勢を強めていることについて、「中国は米国に対して軍事的な挑発や衝突は行わない」としながらも、内部の不満や圧力を発散させなければならないとの見方を示した上で、台湾南西の空域や台湾海峡中間線での嫌がらせなどの可能性を排除しないとし、「中国が自制できることを望む」と述べた。

同党の羅致政委員は、米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席は先月28日の電話会談で米中関係の方向性を決めているだろうと指摘。ペロシ氏の訪台でレールから外れることはないとし、台湾海峡情勢は制御できるだろうとの認識を示した。

最大野党、国民党の陳以信委員は、ペロシ氏は米国の国会と国民を代表しているとし、バイデン政権の対台・対中政策が変わることを意味しないと強調。中国共産党は過剰に反応しないでほしいと呼び掛けた。

野党、台湾民衆党の邱臣遠委員は、「合法であれば、いかなる国の官僚や市民も他の国に旅行し、訪問する権利がある」と主張。台米関係の実質的な進展に期待を寄せた。

同じく野党、時代力量の邱顕智氏も、中国は演習や口頭での威嚇で緊張を高めているが、米国の台湾への支持や台米交流を阻害することはできないと語り、台米関係の新たな歴史的一ページになるとした。

(王承中、王揚宇、郭建伸/編集:齊藤啓介)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。