中国軍が台湾周辺で軍事演習 大陸委「強権で問題解決できない」

2021/08/18 13:42
中国軍の殲16戦闘機。国防部の発表によると、17日午前には同型機延べ6機が台湾の南西の防空識別圏に進入=同部提供
中国軍の殲16戦闘機。国防部の発表によると、17日午前には同型機延べ6機が台湾の南西の防空識別圏に進入=同部提供

(台北、ワシントン中央社)中国軍東部戦区は17日、台湾南西や南東の海空域での軍事演習の実施について発表した。台湾で対中政策を担当する大陸委員会は同日、書面を出し、強権や軍事的手段では問題を解決できないと指摘。武力による挑発をやめるよう求めた。

中国軍は声明で、台湾と米国が「結託して挑発を繰り返している」とし、今回の演習は「台湾海峡の安全と国家主権を守るために必要な行動」で、「外部勢力による干渉と『台湾独立』勢力の挑発に対する厳正な対応」だとした。

米国務省は中央社の取材に対し、米国は北京が台湾に対し軍事、外交、経済的な圧力をかけるのをやめるよう促し、台湾と有意義な対話をするよう求めるとした。バイデン政権は4日に自走砲40両などの台湾への売却を承認したばかりだった。

国防部(国防省)の史順文報道官は、台湾海峡周辺の情勢、海空域の動向は十分に把握し、あらゆる準備を行っているとの姿勢を示した。

▽防空識別圏に中国軍機11機が進入

国防部によれば、17日午前、台湾の南西の防空識別圏(ADIZ)に中国軍の対潜哨戒機や戦闘機、爆撃機など延べ11機が進入。無線で警告するなどして対応した。

海軍司令部の公告によると、この日は、台湾の海軍や空軍が台湾南西の海空域で軍事演習を行っていた。

(賴言曦、徐薇婷、游凱翔/編集:楊千慧)

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