(台北中央社)「世界最高齢のアプリ開発者」として知られる若宮正子さんが13日、台北市の教育部(教育省)を訪問し、終身教育司(生涯教育局)の梁学政(りょうがくせい)司長と面会した。台日の高齢者学習などについて意見を交わした。
若宮さんは91歳。81歳でスマートフォン用アプリを開発し、2017年には米アップル社が開催した開発者向けの会議に招待されるなどして話題を呼んだ。
報道資料によれば、終身教育司が若宮さんを招待した。
教育部は若宮さんに対し、台湾各地の高齢者学習センター(楽齢学習中心)では、スマートフォンやパソコン、テクノロジー関連の講座を毎年延べ2500回以上開いていると紹介。詐欺対策の講座も開いており、現代における情報の真偽の見分け方や、新しい手口の詐欺に対する対策方法、フェイクニュースの拡散防止などについて教えているとした。
若宮さんはこれらの取り組みに賛同し、日本に持ち帰って参考にしたいとの考えを示したという。
梁氏は若宮さんについて、活動的に年を重ねる「アクティブ・エイジング」の最良の広告塔だと言及。高齢者に必要なのは長期的な介護だけではないとした上で、教育部として今後も高齢者の人材育成の取り組みを進め、高齢者を台湾を前進させる上で貴重な人的資源として活躍できるようにしていきたいと話した。