交通部(交通省)高速公路局は4日、北部・新北市と北東部・宜蘭県を結ぶ高速道路にある全長12.9キロの雪山トンネルで、最低速度違反での取り締まり件数が2024年は606件に達したと発表した。制限速度に応じた走行を呼びかけている。
雪山トンネルでは、渋滞時などを除き、最低速度が時速70キロに設定されている。国道公路警察局では沿道16カ所に交通違反自動取締装置を設置。速度違反やあおり運転、車線変更違反などの取り締まっている。
一方、高速公路局では新北市方面に低速走行車の運転手に対して電光表示板で加速するよう呼びかけるシステムを導入。24年には延べ約19万4000回、加速を求めるメッセージを出したとしている。