俳優のアリス・クー(柯佳嬿)が小説家デビューする。才能あふれる魅力的な女性を主人公に、夢の中で自分探しをする物語を描いた。
デビュー作は長編小説「夢 游記」。ずっと小説や脚本を書いてみたかったというアリス。長年一緒に仕事をしている編集者から励まされ、「やるんだったら長い物語を書いてみよう」との思いで執筆活動への挑戦を決めた。以前から「夢」に興味があり、よく夢の記録をしていることも相まって、夢を出発点として小説を書くことにしたという。
完成までには1年かかった。iPadの前で1日中何も書けない時もあったと明かす。「自宅でうまく書けない時は、カフェに行っていました。コーヒーが好きだから、毎回別の店に行って。自分に動力を与えていたような感じです」。今では台北の「行きたいカフェリスト」はだいぶ長くなり、「今回の執筆で追加の収穫になりました」と話した。
「夢 游記」は14日に発売される。