23日夕、中部・台中市太平区の横断歩道のない交差点を横断していた少年(11)が乗用車にはねられた。少年は頭などにすり傷を負ったが、命に別状はない。警察は少年が交通ルールに違反したとしてで保護者に対し500台湾元(約2400円)の過料を科した。
目撃者らによると、母親と一緒に買い物をしていた少年は、母親に道路の向かいに止めたオートバイに積んでいたパンを取り行くよう言われ、道路を横断したとみられる。
警察によれば、現場の交差点に横断歩道はないものの、約100メートル先に横断歩道があったとし、少年が交通ルールに違反したと判断したという。