南部・嘉義県を走る阿里山林業鉄路を運営する農業部(農業省)林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処で12日、カップル34組の合同結婚式が開催された。食用可能な野菜ブーケの提供など、サステナブルな取り組みの実現を目指した。
野菜のブーケには、にんにくやトウガラシ、レタス、カリフラワー、パプリカ、ニラなどが使われた。にんにくは「嫌なことをいちいち気にしないこと」、トウガラシは生活に対する情熱、レタスは「一緒にいること」、カリフラワーは「幸せを見つけること」、パブリカは「仲良し」、ニラは「共に長生きすること」をそれぞれ象徴しているという。
主催する嘉義市政府によれば、34組のうち、2組が台湾人と外国人の国際結婚で、国籍はタイとベトナム。
結婚カップルの証人として式に立ち会った同市の黄敏恵(こうびんけい)市長は市の人口増のためにも、勇気を持って子どもをたくさん産むよう期待を寄せた。