東部・花蓮県瑞穂郷で25日、同郷の特産品とされる蜜のような甘い香りが特徴の「蜜香紅茶」の品評会が開かれた。10月31日に台湾に上陸した台風21号の影響が心配されたが、花蓮県政府農業処は、出品された茶葉について、いずれもフローラルで蜜の香りが濃く、瑞穂郷産蜜香紅茶の特徴が存分に表現されていると太鼓判を押した。
品評会は今回で5回目。瑞穂郷農会(農協)の黄盛皇総幹事は、品質は回を増すごとに良くなっていると語る。茶葉の有機栽培は多くの挑戦に直面するとしながらも、自然と調和しながら共生する農業の実践だとし、需要の増加と健康的なお茶への理解が深まるにつれ、有機栽培の茶葉には希望に満ちていると話した。