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【写真特集】統一ライオンズ潘威倫が引退 台湾リーグ史上最多149勝の大投手 別府大に留学経験も

2024/10/10 15:44
引退試合の七回途中で降板した後、声援に応える潘=2024年9月28日、台北ドーム
引退試合の七回途中で降板した後、声援に応える潘=2024年9月28日、台北ドーム

台湾プロ野球、統一ライオンズの潘威倫投手(42)が9月29日、南部・台南市立野球場で引退セレモニーを行い、22年間の現役生活にピリオドを打った。台湾リーグ史上最多の149勝を記録した潘。写真で「沈黙のエース」と呼ばれた右腕の軌跡を振り返る。(編集:羅友辰)

ドラフト全体1位で統一ライオンズから指名された潘=2003年1月11日、台北市
ドラフト全体1位で統一ライオンズから指名された潘=2003年1月11日、台北市
ラニュー・ベアーズ(現楽天モンキーズ)との台湾シリーズ第3戦に先発する潘。6回3失点で黒星を喫した=2007年10月23日、台南市立野球場
ラニュー・ベアーズ(現楽天モンキーズ)との台湾シリーズ第3戦に先発する潘。6回3失点で黒星を喫した=2007年10月23日、台南市立野球場
中信ブラザーズの蘇緯達から三振を奪い、台湾人投手として2人目となる通算1000奪三振を達成した=2017年5月11日、台南市立野球場
中信ブラザーズの蘇緯達から三振を奪い、台湾人投手として2人目となる通算1000奪三振を達成した=2017年5月11日、台南市立野球場
中信ブラザーズ戦に先発し、5回3失点で通算142勝を挙げ、台湾プロ野球記録を塗り替えた=2019年9月8日、台中インターコンチネンタル野球場(統一ライオンズ提供)
中信ブラザーズ戦に先発し、5回3失点で通算142勝を挙げ、台湾プロ野球記録を塗り替えた=2019年9月8日、台中インターコンチネンタル野球場(統一ライオンズ提供)
2018年未勝利ながら19年は8勝(7敗)と完全復活し「東山再起奨」(カムバック賞)に輝いた潘=19年10月29日、桃園市
2018年未勝利ながら19年は8勝(7敗)と完全復活し「東山再起奨」(カムバック賞)に輝いた潘=19年10月29日、桃園市
2020年の台湾シリーズで統一が中信を4勝3敗で破り、7年ぶり10回目の台湾一を決めた。写真は第7戦の試合後、笑顔を見せるベテランの(左から)潘威倫投手、陳鏞基内野手、潘武雄外野手、高国慶内野手=20年11月8日、台中インターコンチネンタル野球場
2020年の台湾シリーズで統一が中信を4勝3敗で破り、7年ぶり10回目の台湾一を決めた。写真は第7戦の試合後、笑顔を見せるベテランの(左から)潘威倫投手、陳鏞基内野手、潘武雄外野手、高国慶内野手=20年11月8日、台中インターコンチネンタル野球場
最後のオールスター戦登板。かつて潘とバッテリーを組み、2018年に現役引退した高志綱1軍ヘッドコーチもマスクをかぶる=2024年7月21日、台北ドーム
最後のオールスター戦登板。かつて潘とバッテリーを組み、2018年に現役引退した高志綱1軍ヘッドコーチもマスクをかぶる=2024年7月21日、台北ドーム
記者会見で今季限りでの引退を表明する潘。ボブルヘッド(首振り)人形=の発売も発表された=2024年8月1日、台北市
記者会見で今季限りでの引退を表明する潘。ボブルヘッド(首振り)人形=の発売も発表された=2024年8月1日、台北市
潘の引退試合(2024年9月28日)と引退式(同29日)の日に潘と同じ背番号のユニホームを着用する台鋼ホークスの選手たち(球団提供)
潘の引退試合(2024年9月28日)と引退式(同29日)の日に潘と同じ背番号のユニホームを着用する台鋼ホークスの選手たち(球団提供)
引退試合後、車に乗って球場を一周する潘=2024年9月28日、台北ドーム
引退試合後、車に乗って球場を一周する潘=2024年9月28日、台北ドーム
ビデオメッセージで潘に感謝と祝福の気持ちを伝える頼清徳総統=2024年9月28日、台北ドーム
ビデオメッセージで潘に感謝と祝福の気持ちを伝える頼清徳総統=2024年9月28日、台北ドーム
引退式のあいさつで野球の世界に連れて行ってくれた父親(2015年死去)について語り、涙を流す潘=24年9月29日、台南市立野球場(統一ライオンズ提供)
引退式のあいさつで野球の世界に連れて行ってくれた父親(2015年死去)について語り、涙を流す潘=24年9月29日、台南市立野球場(統一ライオンズ提供)

潘威倫

1982年3月5日、南部・屏東県生まれ。182センチ、98キロ、右投げ右打ち。台湾高校野球の強豪校「美和中学」を卒業後、先輩の沈鈺傑を追って別府大学に留学したが半年で帰国し、北部・新北市の輔仁大学に入学。社会人チーム「合作金庫」を経て2003年に統一ライオンズに入団した。

台湾プロ野球では、ルーキーイヤーから8年連続2桁勝利、同一シーズン16連勝などをマークし、08年7月10日の中信ホエールズ(同年解散)戦では史上初の無四死球ノーヒットノーランを達成した。新人王のほか最多勝利、最優秀防御率、ベストナインを各1回、ゴールデングラブ賞を3回受賞。通算勝利数(149)、先発登板数(340)、投球回数(2125と3分の1)のいずれも史上最多記録。

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