(台北中央社)12日深夜から13日早朝にかけ、南部・嘉義県を震源とする地震が8回起きた。交通部(交通省)中央気象署(気象庁)地震観測センターの呉健富主任は中央社の取材に、嘉義県の東西に延びる梅山断層や3日に東部海域で起きた地震との関連はないとの見方を示した。
地震は12日午後11時43分から13日午前6時50分まで断続的に発生。マグニチュード(M)は最大で4.9、最大震度は4だった。気象署の統計によると、嘉義では今年23回の地震が起きており、うち19回は4月に起きている。
呉主任は、今回起きた地震の震源地はいずれも梅山断層から遠いと指摘し、断層との関連を否定。今後も地震が起きる可能性があるとしながらも、規模は大きくないだろうと語った。