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巨大アヒルの展示終了 約1カ月で900万人動員 経済効果480億円超/台湾・高雄

2024/02/26 16:01
南部・高雄市で公開されていた巨大アヒルのパブリックアート「ラバーダック」が25日、約1カ月間の展示期間を終えた。同日、お別れイベントが行われ、会場には多くの人々が詰めかけた=25日、蔡孟妤撮影
南部・高雄市で公開されていた巨大アヒルのパブリックアート「ラバーダック」が25日、約1カ月間の展示期間を終えた。同日、お別れイベントが行われ、会場には多くの人々が詰めかけた=25日、蔡孟妤撮影

(高雄中央社)南部・高雄市の愛河湾で公開されていた巨大なアヒルのパブリックアート「ラバーダック」が25日、約1カ月の展示期間を終えた。同市政府観光局は、全期間を通じて延べ900万人以上を集め、100億台湾元(約480億円)を超える経済効果を生んだとしている。

オランダの芸術家フロレンティン・ホフマンさんの作品。市が主催するイベント「2024 Kaohsiung Wonderland 冬日遊楽園」の一環で1月27日から展示されていた。

25日夕方には同局主催のお別れイベントが行われた。湾内2カ所で別々に展示されていたラバーダック2羽は湾内でいったん合流した後、そろって会場の埠頭(ふとう)に到着。見物客と共に、市内小学校の吹奏楽部や合唱団などが音楽でラバーダックに別れを告げた。

高雄でラバーダックが展示されるのは2013年9月以来約10年ぶり。お別れイベントのライブ配信中、チャットルームに飛び入り参加した同市の陳其邁(ちんきまい)市長は、高雄の10年間の進歩は大きいとした上で、多くの人にとってはラバーダックを一目見に来ただけでなく、愛河湾で思い出を見つけたことだろうとコメントした。

(蔡孟妤/編集:田中宏樹)

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