(高雄中央社)南部・高雄市の寿山動物園で22日の端午節(端午の節句)を前に、野菜や果物で作った特製ちまきや氷漬けにした果物などが動物たちに振る舞われた。
特製ちまきはドリアンやアボカド、グァバ、ライチ、マンゴー、マスカット、トマト、ニンジン、ドラゴンフルーツ、キャベツ、ナノハナ、トウモロコシなどをゲットウの葉でくるんだ。同園で10年以上ボランティアとして働くスタッフ2人が作った。
同園によると、チンパンジーの莉忠や美珍らは氷漬けにした果物の氷が溶けるのを待つ間に、木の枝につるされたちまきを食べ、皮の付いたドリアンもそのまま頬張ったという。
ただにおいに敏感なアフリカゾウの阿里はドリアン入りのちまきを嫌がったため、園では別のちまきを与えたとしている。
カバの嘟嘟や小小らは氷漬けにしたドラゴンフルーツを見るや否や大きな口を開けて食べ、水の中に潜っていった。