(台北中央社)台北市内で開催されている「台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)」に11日の1日で100万人超が来場した。台北市政府観光伝播局が12日、明らかにした。年越しのカウントダウンイベントを大きく上回る人出だったが、無事故だったという。
交通部(交通省)観光局主催で、台北市での開催は23年ぶりの同イベント。1日にプレオープンし、5日に正式に開幕した。メインランタンが設置された国父記念館の他、台北市政府前広場や日本統治時代のたばこ工場をリノベーションした松山文創園区などを会場に数多くのランタンが展示されている。
11日、会場に近い台北メトロ(MRT)5駅(国父記念館、市政府、忠孝復興、忠孝敦化、台北101/世界貿易センター)を利用した人は延べ30万人を超え、前月同期より13万人多かった。
同局は、12日が学校の冬休み最終日であることから混雑が予想されるとし、交通整備に力を注ぐ姿勢を示した。同イベントは19日まで。