日本時代にルーツ 台湾・花蓮のつり橋、先住民を尊重した名称に変更

2022/05/10 13:15
日本時代にルーツ 台湾・花蓮のつり橋、先住民を尊重した名称に変更
日本時代にルーツ 台湾・花蓮のつり橋、先住民を尊重した名称に変更

(花蓮中央社)東部・花蓮県のタロコ(太魯閣)国家公園は9日、園内にあるつり橋「山月吊橋」の名称を、台湾原住民(先住民)族タロコ族が伝統的に使用する地名を冠した「ブロワン(布洛湾)吊橋」に変更すると明らかにした。

同園によると、昨年開催された定例会議で、タロコ族の出席者から改称を求める提言があったという。その後、タロコ族の人の要望と同族の歴史や文化的意義を尊重し、変更が決まったと説明している。

橋は元々、日本統治時代の1914(大正3)年に原住民統治のために建設された。当時の名称は「山月橋」。タロコ地域に赴任した日本人警察官が、つり橋におののき、辞表を提出したくなったことから「辞職橋」と呼ばれたという言い伝えがある。

現在の橋は2020年8月に供用が開始された4代目で、全長196メートル、川からの高さは153メートルある。同園は、約300年にわたってタッキリ(立霧)渓周辺で暮らしてきたタロコ族の文化と歴史を際立たせられるとしている。

(李先鳳/編集:齊藤啓介)

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