(屏東中央社)南部・屏東県高樹郷や県を南北に縦断する県道沿いに、色とりどりのカバーを付けたパイナップル畑が出現している。周辺の景観と相まってランドアートのような光景に人気の撮影スポットになっているが、県は6日、収穫シーズンの終わる5月末には見られなくなってしまうとして、早めの来訪を呼び掛けた。
パイナップルは、強い日差しから果実を守るため、シャンプーハットのようなカバーを付ける必要がある。
県によると、2月中旬から生産者の団体などと協力し、7カ所の畑で計26万個近くのパイナップルにカラフルな不織布のカバーを装着したという。
現在見られるのは、屏東智慧農業学校(高樹郷)の隣接地や県道185号線の22~23キロ地点。計5万個以上が栽培されているパイナップル畑がレインボーカラーに染まっている。県は「最後のチャンスを逃さないで」と語っている。