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釣魚台周辺海域で台湾籍の漁船燃える 乗組員1人が行方不明

2025/05/01 13:19
海巡署の巡視船「八里艦」(同署艦隊分署提供)
海巡署の巡視船「八里艦」(同署艦隊分署提供)

(基隆中央社)4月30日未明、釣魚台(日本名:魚釣島)周辺海域で北部・基隆籍の漁船から出火したとの通報が海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)に入った。近くで操業していた漁船2隻が救援に向かい、乗組員8人のうち7人を救助した。インドネシア籍の乗組員1人が行方不明となっており、同署が捜索に当たっている。

同署艦隊分署によると、釣魚台の北東157カイリ(約291キロ)で漁船「福洋266」から出火した。30日午前1時ごろ、すでに付近の漁船2隻が乗組員7人を救助し、1人が行方不明になっているとの通報があり、同署は巡視船「八里艦」を即座に救助に向かわせた。

同署によれば、火災が起きた地点が日本側が捜索救助に責任を持つ区域だったことから、日本側に協力を要請。八里艦は同午前11時ごろに捜索区域に到着し、漁船に救助されていた乗組員に手当てを施した。

八里艦は日本側と共に行方不明になっている船員の捜索を行っている。救助された7人は、巡視船「桃園艦」の到着後に同船で台湾に戻るという。

(王朝鈺/編集:名切千絵)

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