南部・高雄市でメトロ(MRT)建設を担う高雄市政府捷運工程局は1日、今年第1四半期(1~3月)の高雄ライトレール(LRT)の利用者数が延べ368万人に達したと発表した。今後は車両を増備し、運転本数を増やす方針だ。
高雄LRTは部分開業を経て2023年に環状運転を開始。観光スポットや教育・医療機関、高雄メトロと台湾鉄路(台鉄)の駅などを結んでいる。同局の統計によると、1日当たりの平均利用者数は平日で延べ3万4696人、休日で延べ4万3132人に上った。また今年第1四半期の通学利用者数は延べ23万6021人となり、昨年同期比34%増となった。
同局では車両の増備の他、部品の購入も進め、列車運行と整備の安定を図るとしている。