(台北中央社)台湾の音楽賞「第36回ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨、GMA)のメインビジュアルが29日、公開された。「六角ネジ」をデザインの軸とし、音楽と感情の内なる結び付きを表現することで、音楽業界の力を一つにするとのメッセージを込めた。授賞式は6月28日に台北市の台北アリーナで開かれる。
ビジュアルディレクターにはグラフィックデザイナーのヤン・シーチン(楊士慶)さんを迎えた。ヤンさんが金曲奨のメインビジュアルを手がけるのは4度目。
ヤンさんは、今年は六角ネジを出発点としてバランスや対称、団結を象徴したと紹介。また「6」の数字は「6×6=36」で、今年で36回目となる金曲奨の開催回数ともリンクさせた。
メインビジュアルのポスターは3種類公開され、それぞれ六角形やネジの開閉、六角穴を基にデザインされた。また「GMA36」のロゴにも六角ネジのコンセプトを取り入れ、音楽業界で表方と裏方一人一人が団結して共振し合ってこそ、金曲奨の完全な体系が支えられることを象徴した。
授賞式に先駆け、6月25~27日には「金曲国際音楽フェスティバル」が開催される。音楽フォーラムやビジネスマッチング、ビジネス交流会、ショーケースライブなどが行われる。