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駐日副代表「台日の善の循環は世界でまれに見る友情」=宮城県でサミット/台湾

2025/01/24 15:47
笑顔の蔡明耀駐日副代表(左)と村井嘉浩宮城県知事=2025年1月23日、仙台市
笑顔の蔡明耀駐日副代表(左)と村井嘉浩宮城県知事=2025年1月23日、仙台市

(仙台中央社)台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の蔡明耀(さいめいよう)副代表は23日、宮城県が東日本大震災時の復興支援に感謝を示すために駐日大使らを招いて仙台市で開催した「みやぎアンバサダーサミット」の開幕式に出席した。蔡氏は、昨年4月に台湾東部沖で地震が発生した際、宮城県から寄付金や温かい支援が寄せられたことに触れ、困難な時に支え合う台日双方の「善の循環」は世界でまれに見る友情だと述べた。

同サミットは、復興を支援した各国の駐日大使らを招き感謝を伝えるとともに、観光や外国企業の県内への投資、人的交流などをPRするのを目的として県が初開催した。サミットには11カ国が参加した。

蔡氏は、2023年11月に台日の地方議員約300人が参加して仙台で開かれた「第9回日台交流サミット」で、台日が相互に協力して危機を乗り越えていくことを明記した「仙台宣言」が採択されたことに触れ、今回のサミットを通じて、台湾として人材交流や投資、観光などの分野で宮城とさらなる協力関係を推進していくことを望む考えを示した。

村井嘉浩宮城県知事は中央社の取材に対し、東日本大震災時に台湾の人々から温かい支援が寄せられたとし、宮城県民は台湾への恩を一生忘れないと語った。

(戴雅真/編集:名切千絵)

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