(台北中央社)台北市中正区内の交差点で17日午前、路線バスが前方で一時停止していた別の路線バスに追突する事故があった。前側のバスが追突された勢いで前方の横断歩道を通行していた50代の女性にぶつかった。女性は車体下に巻き込まれ、救出されたものの搬送先で死亡が確認された。またタイ人観光客7人を含む乗客14人と前側のバスの運転手1人も搬送されたが、いずれも軽症。
警察や消防によれば、前側のバスは歩行者の横断を待つために一時停止していた。追突の衝撃で女性にぶつかった後、さらに前方のタクシーにも衝突した。女性は救出時点ですでに呼吸や心拍がなかったという。
警察のこれまでの調べによれば、後方を走っていたバスの運転手の前方不注意が原因とみられる。酒気帯び運転の疑いはないという。