(屏東中央社)日本の台湾友好団体、大阪府日華友好交流協会のメンバーが23日、南部・屏東県政府を訪問し、観光や農業、教育などの分野で意見を交わした。メンバーと面会した周春米(しゅうしゅんまい)県長は、来年開催される大阪・関西万博に県がチームを組んで参加すると明かし、引き続き台日間の友好関係の深化に意欲を示した。
周県長は、新型コロナウイルス流行時に県政府が医療物資を大阪市に寄贈したのをきっかけに友好の架け橋が築かれ、現在でも緊密な交流が続いていると強調。県は大阪で7月に観光、9月には食品ギフトや雑貨などのクリエーティブブランドをPRしたと説明した上で、来年の万博では県の魅力アピールや国際交流を図り、マンゴーなどの農水産品を大阪に広めたいと語った。
同協会は台湾との交流強化のため、21日から4日間の日程で訪台。会長の鈴木和夫元大阪府議によれば、22日には中国・福建省に近い金門県政府で李文良(りぶんりょう)副県長らと面会した。