(台北中央社)台北市の台北医学大学は今月、陳瑞杰(ちんずいけつ)董事長(理事長)や呉麦斯(ごばくし)学長、各学部長など教員ら約50人で宮城県の東北大学を訪問した。東北大の学長や各学部長らと会議を行い意見を交わしたほか、陳氏が東北大主催のイベントで講演した。
台北医大が26日、報道資料で知らせた。両大は2006年に台北医大の公衆衛生・栄養学部と東北大の農学研究科の間で協定を締結して以来、協力関係を広げてきた。今年5月には大学間で学生交流に関する覚書を結んだ。
19日には「東北大学×台北医学大学スペシャルセッション」と題した医療分野における人工知能(AI)の活用をテーマにしたイベントが開催され、陳氏や東北大の助教が講演した。
台北医大は、双方が短期、中期、長期的な国際協力の発展目標を計画していると説明。対面での交流や提携を通じてウィンウィン(相互利益)な関係を築きたいとしている