(新北中央社)北部・新北市政府は10日、防災に関するシンポジウムを市内のホテルで開催した。東京消防庁の石川義彦総務部長が招待され、今年1月の能登半島地震を例に、救助隊が厳しい環境の中で行った後方支援などについて語った。
シンポジウムは「異常気象下における強靱(きょうじん)な都市」をテーマに実施。日本の他、韓国やシンガポールから専門家が招かれた。同市関係者や彭啓明(ほうけいめい)環境部長(環境相)や内政部(内務省)の馬士元(ばしげん)政務次長、国内外の専門家らが参加した。
座長を務めた同市の朱惕之(しゅてきし)副市長は、異常気象のために災害は多様化しており、それぞれの都市が異なる災害に直面していると言及。シンポジウムを通じて各都市の災害救助に関する経験が共有され、継承されればと強調し、スマートテクノロジーの運用によって防災や災害対応、復興を行うことが非常に重要だと述べた。