(高雄中央社)高雄市政府衛生局は12日、期限切れの肉製品を市内のホテルや飲食店など計4軒に販売したとして、市内の冷凍食品会社に840万台湾元(約4100万円)の過料を科したと発表した。最長で期限を14年過ぎていたという。
台湾橋頭地方検察署(地検)は9日、冷凍食品会社や同社責任者の自宅などを捜索。期限切れの肉製品計11.4トンを摘発、押収した。市衛生局によると、このうちアヒル肉0.67トンの一部が期限を14年過ぎていた。
検察は同社の責任者ら2人に対し、虚偽表示、詐欺などの罪の疑いが重大だと認定。勾留の理由はあるもののその必要はないとし、それぞれ保釈金40万元(約195万円)、20万元(約97万円)での保釈を命じた。