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台北市上空で総統就任式典の予行演習 戦闘機とヘリ計5機が飛行/台湾

2024/05/13 15:35
20日の次期総統就任式に向けた国軍の祝賀飛行の予行演習が13日午前に行われ、陸軍の多目的ヘリUH60M「ブラックホーク」などが台北市内の総統府上空を通過した=張皓安撮影
20日の次期総統就任式に向けた国軍の祝賀飛行の予行演習が13日午前に行われ、陸軍の多目的ヘリUH60M「ブラックホーク」などが台北市内の総統府上空を通過した=張皓安撮影

(台北中央社)20日に台北市内で開かれる次期総統の就任式典で、陸海空軍の軍用機計52機による空中パフォーマンスが行われるのを前に、初回の予行演習が13日朝に行われ、ヘリコプター2機と戦闘機3機が同市の総統府上空を飛行した。

式典当日に飛行を予定しているのは、陸軍の輸送ヘリCH47SD「チヌーク」や多目的ヘリUH60M「ブラックホーク」、攻撃ヘリAH64「アパッチ」、海軍の対潜哨戒ヘリS70C「シコルスキー」、空軍の戦闘機F16V、防衛戦闘機「経国号」、戦闘機「ミラージュ2000」、国産新型高等練習機「勇鷹」など。シコルスキーが就任式典のパフォーマンスに加わるのは初めて。この他、国産戦闘機AT3による空軍の曲芸飛行隊「雷虎小組」も登場する。

13日の予行演習は当初「半兵力」として計23機が参加する予定だったものの、天候不良により規模が縮小された。この日参加したのは台北市の空軍松山基地から出発した「チヌーク」と「ブラックホーク」各1機、南部・嘉義県の空軍嘉義基地から飛び立った「F16V」3機の計5機。このうちヘリコプター2機は式典当日、国旗を吊り下げて総統府上空を飛行する。台北都市圏ではF16Vのエンジン音は聞こえたものの、雲に遮られて地上からの目視はできなかった。

軍用機の「全兵力」の予行演習は15日と17日のそれぞれ午前6時から同7時半まで実施。19日の午後1時15分から同4時半までの間には、式典全体の予行演習と併せて行われる。

(游凱翔/編集:田中宏樹)

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