(台北中央社)内政部消防署(消防庁)によれば、台湾東部海域で3日朝に発生したマグニチュード(M)7.2の地震で、4日午前10時50分現在、34人が行方不明、101人が身動きを取れないままになっている。9人が死亡し、負傷者は1050人になった。
身動きが取れなくなっている人のうち64人は東部・花蓮県秀林郷の和平鉱山で、残る37人は同県の景勝地、タロコ(太魯閣)で落石などによって外に出られなくなっている。この101人は連絡が取れ、安全が確認できている。
行方不明者にはタロコに位置するホテルの従業員約30人や花蓮県秀林郷の中和鉱山の1人などが含まれる。
(編集:名切千絵)