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台湾出兵から150年 早大で3月に関連シンポジウム

2024/02/28 13:35
医師で作家の陳耀昌さん
医師で作家の陳耀昌さん

(台北中央社)台湾に漂着した宮古島島民らが台湾原住民(先住民)に殺害されたのをきっかけに、日本が1874年に台湾へ軍隊を派遣した牡丹社事件(台湾出兵)から150年を迎えるのに合わせ、3月に早稲田大学台湾研究所主催の関連シンポジウムが行われる。台湾からも医師で作家の陳耀昌さんや中央大学(北部・桃園市)の胡川安助理教授(助教)らが登壇する予定だ。

早大の発表によれば、陳さんは台湾出兵が台湾史に与えた影響、胡氏は台湾出兵で命を落としたとされるパイワン族兵士の遺骨が昨年に英エディンバラ大学から台湾に返還されたことの歴史的意義について講演するという。

陳さんは、牡丹社事件という名称から一つの集落で起きた出来事のように思えるが、実際は東アジア史に影響を及ぼした大事件だと語る。また胡氏はエディンバラ大による遺骨の返還について「歴史の反省だ」と述べ、不当に遺骨を収集した一部の国が返還に動いていることは、いかに脱植民地化するかを考えさせる、一種の移行期の正義だとの認識を示した。

シンポジウムは3月16、17日に開催。東京に残る台湾出兵史跡巡りなども計画されている。

(邱祖胤/編集:齊藤啓介)

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シンポジウムのポスター(陳耀昌さん提供)
シンポジウムのポスター(陳耀昌さん提供)
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