(台北中央社)台北市の消防・災害救助活動能力と消防職団員の安全管理体制の向上を図ろうと、同市政府消防局は東京消防庁を訪問し、13日から2週間にわたる研修に参加している。
同局が16日、報道資料で明らかにした。同局の上級技術責任者の蔡家隆氏が研修団を引率し、東京・板橋区の志村消防署で訓練を受けている。
研修団一行は初日、同庁の石川義彦総務部長と面会し、災害救急情報センターや昨年に創設された専門部署「安全推進部」などを見学。通信指令本部の運営体制や安全文化の醸成などについて理解を深めた。
同局は同庁との良好なパートナー関係が長期にわたって続き、互いの交流がより深まるよう期待を寄せた。また蔡氏は東京消防庁関係者に対し、同市への訪問と交流を呼びかけた。