(台北中央社)来月10日に控える双十国慶節(中華民国の建国記念日)の記念式典を前に26日早朝、台北市の総統府上空で半兵力の予行演習が行われ、ヘリコプターと練習機計8機が飛行した。
予行演習を行ったのは、輸送ヘリコプターCH47SD「チヌーク」1機や多目的ヘリコプターUH60M「ブラックホーク」1機、新型高等練習機「勇鷹」3機、AT3練習機3機。朝6時から6時半にかけて実施された。
式典準備委員会によれば、今月28日と来月4日の早朝には全兵力の予行演習が実施される。チヌーク1機やブラックホーク2機、勇鷹5機、AT3練習機6機が出動する予定。天候の影響があった場合は予備日の来月3日、5日、6日に行われる。
国防部(国防省)は公式フェイスブックを通じ、軍用機のごう音が聞こえても不安にならないよう呼びかけ、頭を上げて手を振り兵士たちを応援するよう人々に求めている。