(台北中央社)中央感染症指揮センターは4日、新型コロナウイルスの国内感染者が新たに2万3045人確認されたと発表した。1日当たりの感染者数としては5月2日(1万7801人)以来約2カ月ぶりの少なさとなった。
新規国内感染者の居住地別内訳は多い順に、新北市3438人、台中市3217人、高雄市2719人、桃園市2411人、台北市1992人、台南市1842人など。
新たな死者は69人報告され、3日連続で100人を下回った。死亡したのは5歳未満から90歳以上までの男女。いずれも重症患者で、69人中64人が基礎疾患を抱えていた。ワクチン接種回数が3回に満たなかった人は48人。うち33人が1回も接種していなかった。
海外からの輸入症例は2日から3日にかけて入国した5歳未満から80代までの男女73人。米国やベトナム、ドイツ、スペインなどに行動歴があった。
台湾内で確認された感染者数は累計で389万3643人となり、死者は7025人に達した。